ご存知の通り、新潟県妙高市赤倉は、近代美術の祖、岡倉天心(現東京藝術大学二代目学長)がこの地をこよなく愛し、最期を遂げた芸術文化の息づく自然豊かな町です。そこで当地区では、岡倉天心の意を広く後世に語り継ぐため、また多くの方々に芸術を親しんで頂くため、東京藝術大学美術学部の全面的なバックアップのもと、毎年数々の芸術文化活動を展開してまいりました。。
しかし、これまでの活動は地元での「活動報告書」以外に記録がなく、各方面の方々や地元関係者より、何かその活動内容を形に変え、継続的に伝承して行く方法はないかとの声があり、2008年8月1日より当地域での芸術活動の一環である「絵」を紹介するサイト「絵観るドットネット妙高」を開設致しました。その後、全国各地域よりたくさんの方々より、このサイトに関するご意見やご賛同を頂き、この度、全国の芸術愛好者の方々、特に「絵」をライフワークの一環とされている方々を対象にこのサイトを利用して頂くことと致しました
芸術文化は、それ自身が崇高な人間性の内面表現の結晶であると同時に、創造を通じた自己の確認、他者との交感・意思疎通の意味を持ちます。よって今日の社会において芸術文化活動の推進は、究めて意義あることと考えます。
これを機会に私達は、できるだけ多くの方にこのサイトをご利用頂き、「絵」を観る文化を創造し、強いては健全な社会の建設にお役にたてればと願っています。皆様のご協力とご理解を頂きますようどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成21年1月1日
「絵観るドットネット妙高」運営主幹
NPO法人「天心記念妙高赤倉芸術振興協会」
理事長 村越昭文